忙しいビジネスマンの健康法。時間がなくても続く「3つだけ」の選び方

こたえ

忙しい人が続けられるのは「歩く・1品足す・現在地を1日1回見る」の3つだけ。全部やろうとしないのが続くコツです。

3つめの「現在地」は、LINEにひとこと送るだけで分かります。 LINEで友だち追加

朝は会議、昼はデスクで買ってきたもの、夜は会食か残業。運動する時間もなければ、自炊する余裕もない——健康法を調べても、出てくるのは「自炊しましょう」「週3で運動を」ばかりで、そっと閉じる。そんな方に向けた記事です。

結論から書きます。忙しい人が続けられるのは3つだけです。「歩く」「1品足す」「現在地を1日1回見る」。この記事では、その3つを国の推奨値と照らしながら、時間をかけずにやる方法だけをお伝えします。

なぜ「3つだけ」なのか

健康法が続かない理由は、意志の弱さではなく同時に始める数が多すぎることです。自炊・運動・睡眠・禁酒を一度に変えようとすると、どれか1つが崩れた日にまとめて全部やめてしまいます。

3つに絞るのは、妥協ではありません。忙しい人にとっては、続く3つのほうが、続かない10より結果が出るからです。

① 歩く — 国の推奨は「1日60分」。通勤でかなり埋まります

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、成人に対して次を推奨しています(出典: 厚生労働省 e-ヘルスネット 推奨シート:成人版)。

  • 歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を、1日60分以上(1日およそ8,000歩以上に相当)
  • 息が弾み汗をかく程度の運動を、週60分以上
  • 筋力トレーニングを週2〜3日
  • 座位行動(座りっぱなし)の時間が長くなりすぎないように注意する

数字を見ると重く感じますが、注目したいのは1つめが「運動」ではなく「歩行」でよいことです。駅までの徒歩、乗り換え、昼の買い出し、社内の移動を足すと、通勤している人はここでかなり埋まります。まず必要なのは新しい習慣ではなく、いま何歩あるいているかを一度だけ数えることです。スマートフォンの歩数計で足ります。

そのうえで足りなければ、増やし方は「1駅手前で降りる」「昼を買いに少し遠い店へ行く」など、既にある移動を伸ばすのがいちばん壊れにくいやり方です。

まず必要なのは新しい習慣ではなく、いま何歩あるいているかを一度だけ数えることです。

なお、このガイドは座りっぱなしそのものにも注意を促しています。デスクワークの方は、1時間に一度立つ、立って電話する、といった小さな中断のほうが、まとまった運動時間より現実的です。

② 1品足す — 「減らす」のではなく「足す」

忙しい人の食事は、外食とコンビニと会食です。ここで「揚げ物をやめる」「炭水化物を減らす」と引き算から入ると、続かないうえに昼から集中力が落ちます。

やることは引き算ではなく、足りていないものを1品足すことです。実際、日本人が足りていないものははっきりしています。たとえば食物繊維は、目標量が30〜64歳の男性で1日22g以上、女性で18g以上のところ、平均は18.1gにとどまっています(出典: 厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」、日本人の食事摂取基準(2025年版))。

足し方の具体は、それぞれ別の記事にまとめています。

ポイントは、選ぶ回数を減らすことです。「昼は必ず小鉢をひとつ」「朝はオートミール」のように固定してしまえば、毎回考えなくて済みます。忙しい人にとって、意思決定の回数は時間と同じくらい貴重な資源です。

③ 現在地を、1日1回だけ見る

3つめが、いちばん効きます。そして、いちばん省かれます。

食べ過ぎたかどうか、足りているかどうかは、その日の合計でしか分かりません。昼が軽いそばだった日と、会食でコースだった日では、夜の正解がまるで違います。ところが忙しいと、この現在地がまったく分からないまま夜を迎えることになります。

昼が軽いそばだった日と、会食でコースだった日では、夜の正解がまるで違います。

ここで、多くの人が食事記録アプリを入れて、そして数日でやめます。理由ははっきりしていて、検索して、分量を選んで、登録するという手順が、忙しい日ほど回らないからです。

メシログは、LINEに写真かひとことを送るだけのカロリー計算アプリです。アプリを入れる必要も、食品を検索する必要もありません。送ると、その日の残りが返ってきます。

今日はあと 890 kcal ほど食べられます。

見るのは1日1回、夕方で十分です。残りが分かっていれば、会食の前に昼を軽くする、残業後にコンビニで何を選ぶか、その場で決められます。我慢の代わりに計算を使うのが、忙しい人には向いています。

数値はAIによる推定です(公式のデータがある商品は正確な値を使います)。写真は記録と一緒に保存され、あとから見返せます(保存は設定でいつでも変えられます)。ベータ版として無料で公開中です。

メシログ — LINEに画像を送るだけのカロリー計算アプリ
およそ710kcal。今日はあと890kcalほど食べられます。
写真か一言をLINEで送ると、栄養のめやすと今日の残りが返ってきます。検索も、分量の入力もいりません。
LINEで友だち追加

よくあるしつもん

会食や飲み会が週に何度もあります。どうすればいいですか?

減らせないものを減らそうとしないほうが続きます。会食の日は「そういう日」として記録だけしておき、前後の食事で整えるほうが現実的です。翌日の整え方は食べ過ぎた次の日、何を食べる?にまとめています。

昼食後に眠くなって午後の仕事になりません

眠気の原因は一つに決めきれませんが、まず確かめる価値があるのは「昼にどれくらい食べているか」です。体感と実際の量はずれることが多く、数字にしてみると昼だけで1日の半分を超えていた、ということがあります。量を把握したうえで、昼を軽くして夕方に軽食を挟む形が合う方もいます。体調に不安が続く場合は医師にご相談ください。

運動する時間が本当にありません

ガイドが1つめに挙げているのは「運動」ではなく「歩行またはそれと同等以上の身体活動」です。まとまった運動時間を確保できなくても、移動と、座りっぱなしを切ることから始められます。

結局、3つのうちどれから始めればいいですか?

③の「現在地を見る」からをおすすめします。 ①と②は、いま自分がどれくらい足りていないか分からないままだと、どこまでやればいいかが決まりません。1週間ぶんの現在地が見えてから、①と②を足すほうが早く落ち着きます。

出典

数値は目安です。体調や持病に関わる食事の判断は、かかりつけの先生か管理栄養士さんにご相談ください。

メシログ編集部

メシログ(運営: 株式会社Gifukuru)の編集チーム。数値は公的な出典に基づいて掲載しています。

今日の一食から、はじめる。
ベータ版として無料で公開中
LINEで友だち追加
LINE友だち追加のQRコード
スマートフォンで読み取れます
写真は記録と一緒に保存され、あとから見返せます(保存は設定でいつでも変えられます)